2018/05/29

インタビュアー 金森のブログはこちらからどうぞ!
ご縁やコミュニケーションを もっと時空を超えたものとして 考えてはいかがでしょうか。
例えば「親の因果が子に報いる」という言葉があります。
お父様やお母様の代に培ったご縁が、また自分の代でご縁となり、
良きにしろ悪しきにしろ、ご縁が続いていくことがございます。
少し時空を超えた話をしますと、私のカルチャーセンターの講義で『白隠禅師』というお坊さんの話をしました。
この『白隠禅師』というお坊さんは、江戸時代の臨済宗の名僧で、
今から250年くらい前「内観法」や「数息観」といった呼吸法を教えていたという話をしたのですが、
約250年くらい前の方を縁に、現代のカルチャーセンターに人が集まり、人が出会うのです。
すばらしい人のご縁だと思います。
しかし、最近は話が小さくなりがちだと思います。
「これ儲かるの?」「これをしたらどうなるのですか?」など、
すぐに答えを求めてしまう事がございます。
そういうことではなく、長い気持ちを持って頂きたいと思います。
短絡的な変化ではなく、”未来を見据えた今”を大切にしたいと思います。
人との縁やコミュニケーションについても同じだと思います。
目の前の人と良いコミュニケーションを取ったからといって、
すぐにあなたに何かが返ってくるとは限りません。
返って来たとしても、自分の代では無いかもしれません。
子供の代かも知れませんし、孫の代かも知れません。
もしかしたら100年後かもしれません。
お仕事の関係でも、同じことだと思います。
人との出会いは、どんな小さな出会いでも、
長く広く考えて、
今を大切にして欲しいと思います。
インタビュアー 金森のブログはこちらからどうぞ!