2018/05/29

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“今”を大切に 選ばれる施設へ
本日は医療法人財団立川中央病院 介護老人保健施設アルカディア理事 事務長 斎藤 俊幸 様にお話しを伺いました。
Q.斉藤理事のご経歴を教えてください。
A.もともとは管理栄養士として病院へ就職しました。約20年管理栄養士として勤務した後、介護業界の管理部門に入ることに。今年6月には社会福祉法人恭篤会「むさし村山苑」の立上げにも携わりました。社会福祉法人設立は初めての経験です。計画ができてから3年かかり大変なことも多々ありましたが、無事にオープンした時は本当に嬉しかったです。
Q.アルカディア様の理想像について具体的に教えてください。
A.アルカディアとは、明るく平和で安らぎを与えてくれる理想郷という意味。介護が必要な方や認知症の方が、家庭的な雰囲気の中、安心安全に過ごせるような理想的な施設を目指しています。また、ご家族にできる限り施設へ来ていただけるように工夫し、離れて住んでいても家族の絆を大切にしてもらいたいと思っています。
Q.事務長としてのエピソードを教えてください。
A.当施設では、経済連携協定(EPA)による外国人介護福祉士候補者第一回目の受入れを行いました。当初は、日本語も全く話せない状態。今年4年目で目標通り介護福祉資格を取得したのですが、残念ながら里心がついて帰国してしまいました。インドネシアと日本とは、平均寿命が10歳以上違います。施設で過ごす日本の高齢者と接して驚くことが多かったと思います。また、家族のために日本で働くことを決意したであろう彼女と接することで、当施設のスタッフに与えた良い影響は計り知れません。
Q.接遇コミュニケーション研修の後、職員の皆様にどの様な変化がありましたか?
A.介護施設には「接遇マナー」が一番重要であると考えています。入居のキーパーソンやご家族とのコミュニケーション次第でクレームを回避することもできます。今年6月のZAC接遇研修は約90名参加。ほぼ全職員が受講しました。参加型研修でとても盛り上がり、翌朝から「挨拶」の声が明るく元気になっていました。
「選ばれる施設」になるために、「接遇研修」は半年に1回程度設ける必要があると思っています。
Q.介護施設で働いてみたいという方へメッセージをお願いします。
A.未経験でも始めることができて、人のためになる素晴らしい仕事です。ぜひ介護の道にいらしてください。
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